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あるむヒュッテ
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はじめに・・・
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心のおはなし
赤ちゃんが欲しいと思い始めると、心にもいろいろな変化が現れます。
そして、赤ちゃんが欲しいのになかなかできないと、どんどんその変化は複雑になります。
その気持ちはたとえ同じ女性でも、なかなか理解してもらえない気持ちなのです。
ここでは、そういった心についてお話していきたいと思います。
もし、不妊に悩んだ事がない人が、ここにたどり着いたとしたら、
周りの不妊に悩んでいるかもしれない人の気持ちを知るため、読んでいただけたらと思います。
明るく振舞っていても、まだ赤ちゃんは要らないといっていても、実は悩んでいる事もあるのだと言う事を
どうか知ってください。


不妊と心の関係


赤ちゃんがなかなかできないと思ってから、妊娠するために数々の関連する本を読みました。
どの本に書いてあったのか忘れましたが、赤ちゃんが欲しくてなかなかできないと精神的な面まで病んでしまうのは
医学的根拠からも立証されている
といったような事が書いてありました。
悩みすぎ、考えすぎと周りの人は言う人が多いけど、そうではないのです。
欲しくて悩むのは仕方のないことなのです。
私は、それが、母性本能があるからゆえのことだと思います。
赤ちゃんが欲しいと考え始めると、母性本能があるから子供を持てない辛さや悲しみが心に生まれてしまうのだと思います。
また、結婚すると悲しい事に周りからのプレッシャーからは逃れられません。
月経周期、排卵を促すホルモン、着床を促すホルモンはすべて脳から指令が出ているのです。
そして、その部分は非常にストレスに弱い部分でもあるのです。
周りのプレッシャーが打撃となってストレスがうまれ、脳に悪影響を及ぼし、ホルモンバランスを崩し、
赤ちゃんができにくくなる。そして、赤ちゃんができにくくてそれがまたストレスになりホルモンに影響を及ぼす。
こうして抜け出せない悪循環の輪の中にはまってしまうのです。

「赤ちゃんマダ?」は刃物のように突き刺さる


不妊と心の関係でもお話したように、周りからのプレッシャーは不妊にとても影響しています。
西川吉伸著の『赤ちゃんが授かる知恵―どうすれば子宝に恵まれるか』のなかで義母さまによる「赤ちゃんはまだ?」という言葉を頻繁に言われ、
ノイローゼから排卵障害になってしまったという話があります。
先生は義母さまに「あなたの行為は赤ちゃんなんかいらないといっているのと言っているのと同じですよ」
とおっしゃられたそうです。
周りのプレッシャーは、もしかしたら不妊症の一番の原因なのかもしれません。

「リラックスしてがんばってね!」は実は辛い言葉


あるむヒュッテデータで妊娠できた一番の要因は「何らかの理由で気持ちが吹っ切れた」といった結果が上がっています。
そして、妊娠できた人がまだがんばっている人への応援の言葉として一番多いのが
「リラックスしてねがんばってね!」なのです。
わたくしごとですが、この言葉が一番辛かったのです。
リラックスしたらよいのは自分が一番よく知っている、リラックスするためにがんばってみた、しかし、リラックスする事が一番難しいのです。
簡単にリラックスできるのなら、こんなに悩みませんでした。
リラックスは人に言われてできるものではありません。
本当に何らかのきっかけでふとリラックスできるときがこなければできないのです。
バンジージャンプをするというときに、「落ち着いて〜」って言われて落ち着ける人って少ないと思います。
それと同じだと思います。
リラックスすることも、悩まないでいる事も、考えすぎないでいる事も相当むずかしいことなのです。
「もっとリラックス!」「悩みすぎよ〜!」「考えすぎるからだよ〜」という言葉もまた、プレッシャーになることもあると思ってください。

悩み方は十人十色


不妊治療といっても、タイミング治療から体外受精までさまざまな方法があります。
不妊の原因もまた数え切れないほどの種類があります。
治療方法によって、また不妊の原因によって悩み方もさまざま。
それにその人の気質によってもさまざまです。
こういったことから不妊症で悩んでいる人同士でも考え方でぶつかることもあります。
実際、体外受精をしている人がタイミング治療をしている人のことを
「タイミング治療で授かったのに不妊経験者なんて言って欲しくない」とか
「タイミング治療は不妊治療じゃない」と言っているのを聞いた事があります。
しかし、そういっている体外受精をしている人は他のタイミング治療をしている人よりも早く授かったのです。
タイミング治療をしていても、ただステップアップを恐れていたり、金銭的に不可能だったりするのです。
不妊の思い方は人それぞれ違います。
同じなのは赤ちゃんが欲しいという目標です。
その同じ目標を尊重しつつ交流がもてるといいなって思います。

心の闇


不妊と心の関係でお話したように、抜け出せない悪循環の輪に陥ってしまって長くなるとそこの見えない闇の中へはいってしまう事があります。
最初は妊婦さんがうらやましい気持ちから始まります。
そして、心の闇の出口が見えないと段々とねたみへとかわってくることがあります。
これも心的疲労からしてありうることだと思います。
自分の心がどんどんすさんで、嫌な人間になってしまったと感じてしまいます。
そして、歯止めが利かなくなります。
時には妊婦さんをを傷つけてしまうような事を言ってしまったりするかもしれません。
そのときに「あなたももし妊娠できたら、そんなこと言われたら傷つくでしょ?」って言っても、何の説得にもなりません。
闇の中へ一歩入ってしまったら、「もし妊娠できたら」ということは有り得ないこと、妊娠できるはずがないと思ってしまっているからです。
悲しいですが、私はこういう場合どうしたらよいか分かりません。
でも、これもまた、不妊症の恐い面でもあるのです。

妊娠への恐怖


心の闇の続きになるのですが、妊婦さんへのねたみが今度は妊娠の恐怖に変わることがあります。
これが妊娠恐怖症となるのです。
妊婦さんへのねたむ気持ちが深くなっていくと、今度は本当に自分が妊娠できたときに
自分のおなかが膨らんでいくのを見て辛くなることもあるそうです。
うらんでいた妊婦さんに自分がなったのだから。。
妊娠したかったはずなのに、闇の中にいた心は完全に解き放たれないのです。
また、そこまで重度の心の傷をおっていなかったとしても、妊娠できたときに
まだ不妊と闘っている人が心から祝福してくれないだろうと思うと悲しくなったりします。
まだ妊娠していなくっても、妊娠したときに祝福してくれないかもしれないと思うとちょっと恐くなったりする事も少なくありません。
不妊症ので負った心の傷は妊娠後も残ってしまう事があるのです。
それでも、妊娠できて子供を持ったら不妊症だった頃の気持ちを忘れてしまって心のないことをいってしまう人も中にはいます。
不妊症だった心の闇から解き放たれれば一番いいことなのですが、不妊症だった気持ちを忘れてしまうのはちょっと悲しい事です。
はなしはそれましたが、妊娠恐怖症になてしまったら、それがまたストレスとなり今度は赤ちゃんへの影響が懸念されます。
それだけ、不妊になって受ける心のダメージは大きいのです。

心の癒しのために。。。


ここまで不妊症と心の関係を深いところまで掘り下げてきましたが、
不妊症というのは不妊治療だけでなく、心のケアがとても大事なのです。
「リラックスしてがんばってね!」は実は辛い言葉でもお話しましたが、
リラックスするというのが一番難しい事なのです。
自分の気持ちに無理をする事は負担になることだと思います。
リラックスできるのはプレッシャーのない周りの環境もだいじです。
妊娠することに悩んだ事がない人は、赤ちゃんを待っている人のために過ごしやすい環境を作っていただけると幸いです。
赤ちゃんを心から待ち望んでいる皆様へ。
今、あなたの心は健康ですか?無理していませんか?
泣きたいのを我慢していませんか?
無理して落ち着いている振りをしていませんか?
あるむヒュッテが心の癒しの場となるような、そんな場所になればと思いながら皆様からいただいた投稿を編集しております。
いつか、ふっと自然に心を縛っているロープが解けますように。
赤ちゃんを待ち望んでいるひと一人一人の心が少しでも癒されますように。


 

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